手数料があまりかからないからといって、一日に数回も取引を行うと、利益も少なくなりますので、その辺の判断も大切です。
そして、スプレッド、つまり、為替相場と実際の取引価格の差ですが、このスプレッドもかかるのです。
たとえば、ドル対円で売値が115.05、買値が115.08だったとしますね。
この場合、売るときは0.5円、買うときは0.8円のスプレッドがかかるのです。
ただし、スプレッドは業者によって違いますので、FX業者を選ぶときに手数料と合わせてスプレッドもチェックするとよいでしょう。
手数料がなくても、スプレッドがものすごく高い業者は選んで利益があまり出ませんし、その逆で手数料が高く、スプレッドが低いときも同じことがいえます。
業者を選ぶときにはよく比べて、じっくり考えてから決めましょう。
さらに、当然といえば当然ですが、収益がある場合は税金がかかります。
FX取引で得たキャピタルゲインやインカムゲインは税金を支払う義務があります。
FX収入は雑所得になりますので、総計20万円を超えた場合には確定申告をしましょう。
そして、注意したいのは、被扶養家族がFXで50万円以上の利益を出した場合は、扶養からはずれますので、主婦などは気をつけましょう。FXで税金がかかりますので、税金をできるだけ控除できるように工夫をしましょう。
たとえば、パソコンの購入、インターネットの接続料、FX関連の書籍などの購入費などを経費で落としましょう。
スプレッドとは
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